ヤ軍ソトに“大谷級”1000億円提示か WS敗退から2時間で8球団接触…米報道
ヤ軍ソトの争奪戦がスタート 「ニューヨーク・ポスト」が報じる
ワールドシリーズ敗退から一夜明け、ヤンキースのフアン・ソト外野手の“争奪戦”が早くも激化の様相だ。10月30日(日本時間31日)にドジャースとのワールドシリーズ第5戦に敗れて終戦したばかりだが、早くも8球団が接触。7億ドル(約1063億円)クラスの金額が動くと報道されている。 【映像】ベッツが“怒り” HR直後…大谷の右腕が心配になる強烈ハイタッチ 米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が「フアン・ソトはMLBのFA契約において、歴史的な7億ドルを見つめている」との見出しで記事を掲載。このオフの「トップのFA打者であるフアン・ソトの新しいマジックナンバーは7億ドル(もしくはそれ以上)だと考えられている」と伝えている。 さらに「ヤンキースがワールドシリーズ第5戦に敗れてから2時間のうちに、興味を持つ8球団が連絡を取ったという話を聞いた。そして木曜日(31日、同11月1日)の朝までに、その球団数は11にまでのぼっている」と報じている。 さらに「(ソトの契約については)7億ドル(約1063億円)という数字(の噂)が出回っている」と掲載。7億ドルといえば、昨年オフにエンゼルスからFAとなった大谷翔平投手がドジャースと10年契約した総額と同じだが、ソトの契約の場合、大谷と違って97%を後払いにする特殊な形態ではないとも言及している。 26歳のソトは昨年12月にパドレスから2対5のトレードでヤンキースに移籍。報道によれば年俸3100万ドル(約47億円)で契約していた。メジャー7年間で通算201本塁打、592打点、シルバースラッガー賞4回の強打者。今季は157試合に出場し、打率.288、41本塁打、109打点、OPS.989の成績を残し、アーロン・ジャッジ外野手とともに打線の中軸を担い、リーグ優勝に貢献していた。 契約を満了した選手は、ワールドシリーズ終了から5日後までは新チームと契約を結ぶことができない状態ではあるもの、昨年の大谷同様に、ソトは今オフのFA戦線を最も盛り上げる存在になるだろう。
Full-Count編集部