守備的MFが不足するバルセロナ、チャビに続きフリックもDFクリステンセンを中盤で起用へ| ラ・リーガ
バルセロナのハンジ・フリック監督も、DFアンドレアス・クリステンセンを中盤で起用していく考えのようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 チャビ・エルナンデス前監督は昨季途中から、本職センターバックのクリステンセンをアンカーとして起用したが、ハンジ・フリック監督も同様の起用法を考えている模様。ドイツ人監督はデンマーク人MFの昨季のプレーを分析し、中盤のストッパーとしても有用であると判断したようだ。 フリック監督が4-2-3-1、4-3-3のどちらのシステムを使用するかは未知数だが、MFオリオル・ロメウは低パフォーマンスが続き、MFフレンキー・デ・ヨング&MFガビは負傷中という状況で、チームにはアンカーやボランチが不足している。そのために昨季後半戦、守備力の高さはもちろんのこと、機を見た前線での飛び出しでも存在感を発揮したクリステンセンを、今後も中盤の選手として重用していくという。 なおフリック監督は主力選手やクリステンセンのほか、BチームのMFマルク・カサード(20)、MFマルク・ベルナル(17)も中盤の守備的ポジションで起用することが可能(加えてジローナから出戻ったDFエリック・ガルシアを起用できる可能性も)。バルセロナはまたレアル・ソシエダMFミケル・メリーノの獲得を狙っているようだが、今現在は攻撃的なポジションの補強に注力しており、実際にチームに率いることができるかは不透明となっている。