ウクライナに「揺るぎない支援」 侵攻1000日控え G7首脳
【パリ時事】日米欧の先進7カ国(G7)首脳は16日、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの「揺るぎない支援」を改めて表明した。 2022年2月の侵攻開始から近く1000日を迎えるのを前に、今年のG7議長国イタリアが声明を発表した。 G7首脳声明は、ロシアを「公正で永続的な平和に対する唯一の障害」だと非難。経済制裁や輸出規制を通じ、侵攻の「重い代価」を払わせると強調した。 ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で、G7の支援が「数え切れないほどの命を救う」ことにつながると謝意を示した。一方、16日に放送された地元ラジオのインタビューでは「この戦争が外交手段を通じて来年終わるよう、全力を尽くさねばならない」と訴えた。