パレスチナ自治区ガザ地区で多くの民間人が犠牲となり、停戦を求める声も高まる中、イスラエルのネタニヤフ首相は13日、国際的な圧力に直面しても戦闘を続けると強調しました。 ロイター通信によりますと、イスラエルのネタニヤフ首相は13日、軍に対してのメッセージで「大きな痛みや国際的な圧力に直面しても最後まで勝利のために戦う」と強調しました。 国連で即時停戦を求める総会決議が採択され、アメリカのバイデン大統領からも「イスラエルは世界で支持を失いつつある」と苦言を呈されましたが、イスラエルは強硬姿勢を崩していません。 また、いまだ多くの人質がハマスに拘束されている中、13日、アメリカ人の人質の家族らがバイデン大統領と初めて面会しました。現在も8人のアメリカ人が人質となっていて、家族らは「クリスマスの奇跡で愛する人たち全員が戻ることを願う」と話しています。 一方で、家族が来日し、解放のための支援を呼びかけていた人質のエデン・ゼカリヤさんについて、日本のイスラエル大使館は13日、遺体で発見されたと発表しました。