鳥羽シェフが「いま一番ウマい」と豪語するパスタ55種! 新刊『おかえり!パスタ』の魅力を語る
●数々のバズレシピを世に送り出してきた鳥羽周作シェフが自身の原点でもある「パスタ」のレシピ本を上梓。気になるその内容とパスタ愛について語った会見をレポートします。
ミシュランガイド東京に5年連続で掲載された東京・代々木上原の『sio』をはじめ、『o/sio』『FAMiRES』など複数の外食店を展開。さらにYouTubeでのレシピ紹介、フードプロデューサーなどさまざまな分野で活躍する鳥羽周作シェフ。 鳥羽周作シェフのパスタレシピの集大成の関連画像
最新本『帰ってきたら すぐに作れる、食べられる おかえり!パスタ』では、自身がシェフとしてスタートした原点でもある「パスタ」のレシピを紹介。手軽な「ワンパンパスタ」からプロの味を再現できる「レストランパスタ」まで、全55品のレシピに込めた思いとは? 鳥羽周作(とば しゅうさく)/31歳で料理の世界へ。2018年「sio」を東京・代々木上原に開店し、ミシュランガイド東京2020年より5年連続で掲載。現在「sio」の他「Hotel’s」「o/sio」「FAMiRES」「おいしいパスタ」など複数の外食店を1都1府3県に展開。書籍、You Tube、SNSなどで公開するレシピやフードプロデュースなどでも活躍中
「パスタは誰でもプロの味を再現できる最高の料理です」
「もともとパスタが大好きで、最初に修業したのが”パスタの神様”と呼ばれるシェフのお店だったこともあり、自分のなかで大事な料理の1つ。いつかパスタのレシピ本を出したいと思っていて、コロナ禍のときにYouTubeで紹介したレシピを通してノウハウも溜まったので、そろそろ出すタイミングかなということになりました」(鳥羽シェフ、以下同じ) この2~3年でパスタレシピの研究を重ね、精度を上げたという鳥羽シェフ。今回のレシピ本では、揃えやすい材料と家にある調理道具で、定番の味もプロの味も再現でき、なおかつ「絶対においしい」ことを重視した、自身の集大成の1冊なのだそう。 「例えば、和食なら出汁をひく、フレンチならフォンドボーを煮込む……みたいに、本格的に作ろうとすると再現性のハードルが高くなってしまう。でもパスタなら、スーパーでだいたいの食材が揃って、定番もプロと同じようなレシピもおいしく再現できるんです。そのポイントを抑えて、製作スタッフ全員がおいしいと納得した全55品を紹介しています」