ウイルス除去名目で電子マネー8600円被害 長崎の男子高校生
浦上署は18日、スマートフォンのウイルス除去名目で、長崎市の男子高校生が電子マネー計8600円分をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると5日、男子高校生のインスタグラムのダイレクトメッセージに「アンケートに答えると1万円配布します」と連絡があった。男子高校生は6日アンケートに回答。すると、「ウイルスに感染しています」「取り除くためにはPayPay(ペイペイ)で5千円支払って」などのうそのメッセージが届いた。 信じた男子高校生は同日、千円分の電子マネーをペイペイで送金。その後も送金を指示され、7日までに3回にわたり計8600円分をだまし取られた。 不審に思った男子高校生が10日、保護者と一緒に同署に相談して発覚した。