ダコタ・ジョンソンとショーン・ペンの会話劇 『ドライブ・イン・マンハッタン』予告編
2025年2月14日より全国公開される、ダコタ・ジョンソンとショーン・ペンのW主演映画『ドライブ・イン・マンハッタン』の予告編と新場面写真が公開された。 【写真】ショーン・ペンが最新作で意味深な表情 本作は、幸せも失敗も経験した運転手と家族や恋人との間に問題を抱えるキャリア女性が、ジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンへと向かうイエローキャブの中でさまざまなことを語り合うヒューマンドラマ。 『ミスティック・リバー』や『ミルク』でアカデミー賞を受賞し、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアの世界三大映画祭で主演男優賞を受賞したペンと、『フィフティ・シェイズ』シリーズなどのジョンソンがW主演を務めた。高いアート性と優れた観察眼で描かれた本作への主演と製作をジョンソンが熱望し、相手役にペンを推薦。脚本を読んだペンも「初めて映画を観たときのような感動を覚えた」と絶賛し、出演を即決した。 監督と脚本を務めたのは、Netflixシリーズ『ノット・オーケー』の企画・製作総指揮や、ブレイク・ライヴリーが主演を務めた映画『ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US』の脚本を手がけた劇作家クリスティ・ホール。本作が長編初監督デビュー作となった。 物語の舞台は夜のニューヨーク。ジョン・F・ケネディ空港から1人の女性(ダコタ・ジョンソン)がタクシーに乗り込んだ。シニカルなジョークで車内を和ます運転手(ショーン・ペン)と女性はなぜだか波長が合い、会話が弾む。聞けば運転手は2度の結婚を経験し、幸せも失敗も経てきた。一方プログラマーとしてキャリアを築いてきた女性だが、恋人が既婚者であることを運転手に容易に見抜かれてしまう。もう2度と会うことのない関係だからこそ、お互いの本音を打ち明けていく2人。他愛のないはずだった会話はやがて予想もしなかった内容へ発展し、女性は誰にも打ち明けられなかった秘密を告白し始める。 映画『ドライブ・イン・マンハッタン』予告編 公開された予告編は、夜のジョン・F・ケネディ空港からタクシーに乗り込む、ジョンソン演じるキャリア女性のショットからはじまる。ペンが演じる経験豊かなタクシー運転手のジョークを交えた話術に、複雑な恋愛を抱えている女性は次第に心を開いていく。車内という閉ざされた空間で交わされる2人の会話は、他愛ない話題から徐々に深い本音へと発展。お互いの抱える人生の痛みや悩みが浮き彫りになっていく。「人は皆 寂しさを抱えてる」「まだ話してないことがあるだろう?」という運転手の言葉と、涙を流す女性。偶然乗り合わせた、もう2度と会うことがないであろう2人の一夜限りのドライブは、一体どこへ向かっていくのか。 あわせて、キャリア女性が戸惑う表情でスマートフォンを見つめているカットや、タクシーの外で会話を交わす2人を切り取った場面写真が新たに5点公開された。
リアルサウンド編集部