片山善博氏「自分の考え方を言わないと」斎藤知事PR会社巡り「早くPR会社の社長も出てきて」
元鳥取県知事の片山善博氏(73)が28日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に「公職選挙法違反疑惑」が浮上している問題で、斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士による会見について私見を述べた。 【写真】軽トラをバックに写真に納まる斎藤元彦知事と有名女優2人 奥見氏は27日、神戸市内で記者会見を開いた。斎藤氏が再選を目指すにあたり、ボランティアを募集したところ、経営者夫婦が名乗りを上げた。斎藤氏は9月29日に会社を訪問。さまざまな提案を受けたという。 片山氏は「両方の当事者の言い分が違う中、昨日は一方の当事者だけの言い分。もう一方はどう説明するのかがないと。早くPR会社の社長も出てきて自分の考え方を言わないと。フェアではない」とした。 また、PR会社に支払ったとされる71万円の内訳について「ポスター制作費の部分に“特急料金”と書かれている。おそらくこれは掲示場に貼るポスターだと思うんですけど、普通はポスターは公営で無料なんですよ」とした。 「制作を請け負う会社と陣営側とが契約を結んで、選挙管理委員会に届け出る。そうすると、選挙管理委員会が認定する。実際に選挙が終わって、法定得票数を上回れば無料になる。その場合には、業者さんから直接選挙管理委員会に請求する。業者さんもあらかじめ登録される関係にある。その届けもどうなっているのかなと。そこにも制作費や印刷費があってどうなっているんだろうと。請求書の内訳はちょっと疑問がある。失礼ながら本当なのかなと思ってしまう」と首をかしげた。