オリックス躍進の要因はどこにあるのか【立浪和義の超野球論】
大きい宮城の台頭
交流戦で打率.364と好調だったT-岡田
オリックスが交流戦で優勝を飾り、パ・リーグでの順位も2位のソフトバンクとゲーム差なしの3位まで上がっています(6月14日現在)。 Bクラスが長く続き、前年は最下位に終わっていますが、力のないチームではありません。むしろ能力の高い選手が何人もいながら、ミスが多く、なかなか勝ち切れない、ある意味、不思議なチームでもありました。今年も交流戦までは、これまでのようなチグハグな戦いが目立っていたのですが、勝利という結果がついて乗ってきたこともあり、ここにきて一気に投打のバランスがよくなってきました。 投手陣では、エースの山本由伸選手が現在6勝5敗ながら、リーグトップの防御率2.08をマークと非常に安定しています。真っすぐが速く、カットボールをはじめとして、変化球にキレがあり、テンポもいい、しかも・・・
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週刊ベースボール