ベネズエラで「大統領就任」 野党候補ゴンサレス氏が意欲
【サンパウロ時事】7月のベネズエラ大統領選で主要野党の統一候補として出馬し、勝利したと訴えているゴンサレス氏は、10日までにスペイン紙パイスとのインタビューで、来年1月10日の大統領就任のため亡命先のスペインから母国に戻る考えを明らかにした。 副大統領には選挙で支援を受けた野党指導者のマチャド氏を任命すると語った。 ゴンサレス氏は「700万人以上に選ばれた職務に就くため、ベネズエラに戻る決意だ」と表明した。同氏にはベネズエラ当局から逮捕状が出ているが、帰国しても逮捕されることはないと自信を示した。 大統領選を巡っては現職マドゥロ大統領が3選を宣言した。しかし、野党や米欧諸国などが求める詳細な開票結果の公表を拒否し、国内で反体制派を弾圧した。先進7カ国(G7)外相は先月、ゴンサレス氏の勝利を支持した。