宝塚歌劇花組の新トップ、永久輝せあ東京お披露目 大きな羽に「ずっしりした重みを毎日感じながら」
宝塚歌劇花組の新トップコンビ、男役の永久輝(とわき)せあ、娘役の星空美咲が6日、東京宝塚劇場で「エンジェリックライ」、「Jubilee」(7日から1月19日まで)の通し舞台稽古を行い、取材に応じた。 今作は東京でのお披露目公演で、2人は両作ともに舞台上で息の合ったところを見せた。雪組を経て花組になり、入団14年目の永久輝は、トップの証である大きな羽について触れた。 「宝塚大劇場の舞台稽古で初めて背負った時、歴代の方々が『とても重みがあって』とおっしゃっているのを聞いていて覚悟はしていたつもりだったんですけど。それをはるかにこえるずっしりとした重み。それを感じながら毎日パレードで一番最後に背負ってお届けすることが、どれだけ大切で大変なことか」と実感のこもったコメント。 花組に関しては「(組子の)みんなのきらめきを感じている。このメンバーでお客様に届けられる幸せ。明るさ、自由さを潰すことなく、よりその幅を広げてあげられるように先頭に立って走っていきたい」と充実感をにじませた。
報知新聞社