中山美穂さん レコード大賞「特別功労賞」に選出 85年デビューから色褪せぬ名曲の数々…4度目の受賞
今月6日に不慮の事故のため死去した歌手の中山美穂さん(享年54)に、今年の「日本レコード大賞」特別功労賞が贈られることが発表された。TBSが16日、公式サイトを通じて伝えた。 【写真】「第40回NHK紅白歌合戦」のリハーサルをNHKホールの客席で待つ中山美穂さんと工藤静香の貴重な1枚(1989年撮影) 1985年6月にシングル曲「C」でデビュー後、瞬く間にトップアイドルとなり、一時代を築いた中山さん。亡くなる直前まで歌手として輝き続けた。 デビュー曲「C」は、同年の第27回日本レコード大賞最優秀新人賞に輝き、さらに翌86年には「ツイてるねノッてるね」、88年には「You're My Only Shinin' Star」が金賞を獲得している。 92年には、WANDSとのコラボシングル「世界中の誰よりきっと」を発表。フジテレビ系ドラマ「誰かが彼女を愛してる」の主題歌として、累計売り上げ200万枚を超えるダブルミリオンの大ヒットとなった。 昨年は24年ぶりに全国ツアーを開催し、大盛況だった。デビュー40周年のメモリアルイヤーを翌年に控え、歌手活動を積極的に行っていた中で帰らぬ人となった。