「家族がどうなるか分からない」住人男性、スマホ介し指示役から直接脅迫 四街道市強盗致傷事件
日テレNEWS NNN
千葉県四街道市の住宅で3日におきた強盗致傷事件で、住人の男性が、逮捕された男のスマートフォンを介して直接、指示役から「現金のありかを言わないと、家族がどうなるか分からない」などと脅されていたことがわかりました。 強盗致傷などの疑いで4日朝に送検された埼玉県志木市の金子優汰容疑者は、3日午前4時半ごろ、四街道市の住宅に窓ガラスを割って押し入り、住人の男性の顔を殴るなどの暴行を加えた上で、現金1万3000円を奪った疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で、金子容疑者と似た人物が事件の数時間前に現場周辺のコンビニに1人で現れ、粘着テープや手袋を購入する様子が防犯カメラに映っていたことがわかりました。 金子容疑者は、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示役から指示をうけ犯行に及んだとみられ、暴行をうけた住人の男性は事件当時、金子容疑者からスマートフォンを顔に近づけられ、指示役とみられる人物から直接、「現金のありかを言わないと、家族がどうなるか分からない」と脅されていたことも新たにわかりました。 警察は、指示役を含め複数の人物が事件に関与しているとみて捜査するとともに、関東で相次ぐ強盗事件との関連も調べています。