【DeNA】日本復帰戦で初安打&打点の筒香嘉智「幸せな時間でした」ファン殺到2950人が歓喜
◆イースタン・リーグ DeNA5―1巨人(20日・横須賀) ジャイアンツを退団しDeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)が、イースタン・リーグの巨人戦(横須賀)に「4番・DH」で出場。国内では19年10月7日、CS第1ステージ阪神戦(横浜)以来、1657日ぶりの試合で、3打席目に初安打となる中前適時打を放ち2打数1安打1打点だった。「久しぶりの試合ということで、非常に自分の中で高ぶるものはありました。試合ができる喜びを感じました。幸せな時間でした。感覚はよかった。早くいい状態に持っていけたら」とコメント。次戦は23日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)の予定で今後は守備にも就いていく。 ファンはかつての4番を待ち望んでいた。13時開始の横須賀スタジアムで、開門を待つ列の先頭は午前4時半に到着。950人が並び、開門は35分繰り上げられ10時55分に変更された。立ち見客もあふれ、初回が終わると5年ぶりに外野席が開放された。観衆は2950人で、バウアーが初登板した昨年4月16日・西武戦の2680人を上回り、背番号25も「大きな力になる」と感謝した。 初回2死二塁の第1打席は、メンデスの初球にまさかの死球。ホームランを期待したファンからはため息と怒声、ブーイングが入り交じった。 3回2死の第2打席はカウント2ボール2ストライクからの5球目。メンデスの132キロ、内角チェンジアップに空振り三振に倒れた。5回2死二塁の第3打席。3ボール1ストライクからメンデスの139キロを中前にはじき返し適時打。復帰初戦でのタイムリーにファンから多くの拍手が送られた。次打席で代打が送られた。
報知新聞社