【開幕特集】新指揮官を迎え、横浜FMはリーグ奪還を目指す…昨季得点王のアンデルソン・ロペスがチーム浮沈のカギを握る | J1リーグ
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チーム紹介
連覇を目指した昨季、終盤まで優勝争いを繰り広げた横浜FMは、最後の最後であと一歩届かず、リーグの頂点に立つことができなかった。また、その他のタイトルも手にすることができず、期待されたシーズンは無冠で終幕。ケヴィン・マスカット氏が退任することとなった。 新監督にハリー・キューウェル監督を迎えた今季は、リーグ奪還を目指す1年に臨む。今オフは角田涼太朗らの移籍こそあったが、選手の入れ替えを最小限に抑え、十分な戦力は確保。あとは新指揮官の新たなスタイルにチームがどれだけフィットするかが鍵となる。リーグ優勝を目指す上でも開幕からエンジン全開といきたいところだ。
注目選手紹介:アンデルソン・ロペス
生年月日:1993年9月15日(30歳) 昨季成績:34試合22得点 昨年のリーグ得点王だ。横浜FMに加入して2年目となった昨季は、開幕して10試合で7得点を記録するなど、シーズン序盤戦からゴールを量産。横浜FMのエースストライカーとして前線に君臨した。 アンデルソン・ロペスの凄みはゴール不振に訪れることがあまりないことで、コンスタントにゴールを決めてはチームの勝利に貢献。チームを優勝に導くことはできなかったが、年間22得点は十分な結果と言っていいだろう。 今季も目指すは昨季の再現となる。新たな監督を据え、チームのスタイルが多少変化する中で、エースに対する信頼は揺るぎない。再びゴールを量産することで、今度こそはリーグ優勝に導きたいところだ。
注目選手紹介:宮市 亮
生年月日:1992年12月4日(31歳) 昨季成績:18試合2得点 仲川輝人が着けていた背番号23を継承した昨季は、序盤こそ一昨季に負った怪我の影響でなかなか出場機会を得ることができなかったが、5月に実戦復帰すると、少しずつチャンスを得ては存在感を発揮。緩急をつけたドリブル突破でサイドを切り裂き、多くのゴールに関与することでいくつもの勝利に貢献した。 今季はこれまで以上に結果を残したい1年となる。横浜FMに加入して4シーズン目を迎える宮市にとって、ここまでリーグ戦5得点という記録はあまりにも少ない。指揮官が変わった中、チームでの存在感をさらに高めていく上でもゴールは必須。怪我なくシーズンを過ごしながらキャリアハイのパフォーマンスを見せたいところだ。