ストレスフリーで1年で300万貯まる!おいしく食費を節約する方法【FP2級を持つ主婦が伝授】
料理は“回数”を減らして光熱費と手間をカット!
食費を節約するのに一番効果的なのは、お金がかかる外食をしないこと。どんなに安い店でも4人家族で外食すると、2000~3000円はかかります。わが家の1カ月の食費は4万5000円なので、外食1回で1.5日分にもなってしまいます。だからといって、毎食自炊をするのは大変。だから私は、料理をする“回数”を減らすことにしました。 ちゃんと料理をするのは基本1日1回。夕食のメニューのおかずを多く作り、翌日の朝食や夫のお弁当、おかずのストックにしてしまうんです。毎食作ることに比べれば、1回に同じものをたくさん作るのは大変ではありません。料理の回数を減らせば、光熱費も節約できます。 多めに作ったおかずは翌日“リメイクごはん”として出すこともあります。前日と同じものをただ出すだけだと「昨日と同じ……」とがっかりされますが、ひと手間加えて別のおかずにすることで、家族の満足度もアップ。できているものを少しアレンジするだけなので、食事の準備の時短にもなります。
“疲れたとき”の奥の手に。おかずを冷凍ストック!
1日1回多めに作る夕食は、翌日の夫のお弁当と冷凍ストックにも回します。わが家はメインの冷蔵庫と単体の冷凍庫の2台持ち。セカンド冷凍庫も活用しながら冷凍ストックを保存しています。量が1人前程度でも、少しずつストックを増やしていくことで、ちゃんとした4人前のおかずになります。 大量に作ることができてストックしやすいのは、ハンバーグや唐揚げなど。ミートソースや牛丼の具も1度に多く作ったものを密封容器に1食分ずつ小分けして冷凍します。ごはんを多めに炊いておにぎりを作って冷凍しておくと、お弁当や朝食に活用できてラクです。 レンジでチンするだけの冷凍ストックは、スーパーのお惣菜やお弁当の購入防止に効果的です。しかも、解凍する際の電気代は2円程度。一から料理をした場合のガス代に比べて割安な上に、手間もかかりません。 スーパーのお惣菜も半額なら許容範囲。お買い得な揚げ物などを見つけたら購入し、フリーザーバッグに入れて冷凍しています。外食に頼りたいときもありますが、割高な上に、子ども連れだと気をつかうもの。冷凍ストックは、疲れたときの強い味方です。