紙吹雪キラキラ舞い「本当に私の知っている大学なのか」職員も驚き「乃木坂46」MVを静岡県立大で全編撮影 早くも「聖地巡礼」も
人気アイドルグループのミュージックビデオが静岡市内の大学で撮影されました。静岡市は現在、積極的にロケ誘致を行っていて、「聖地巡礼」による交流人口の拡大を目指しています。 【写真を見る】紙吹雪キラキラ舞い「本当に私の知っている大学なのか」職員も驚き「乃木坂46」MVを静岡県立大で全編撮影 早くも「聖地巡礼」も <静岡県政担当 植田麻瑚記者> 「特徴的な半円形の広場は学生の憩いの場、そして中心部にあるモニュメントは大学のシンボルになっています。この静岡県立大学で、人気アイドルグループのミュージックビデオが撮影されました」 静岡市駿河区にキャンパスを置く静岡県立大学。3つの大学が統合し、2024年で開学37年を迎えました。この場所でミュージックビデオの撮影に臨んだのが、人気アイドルグループ「乃木坂46」です。 12月5日に公開された『それまでの猶予』という楽曲が全編、静岡県立大学で撮影されました。 <静岡県立大学広報 山田裕基さん> 「ちょうどここでミュージックビデオのサビの部分が撮影された」 撮影が行われたのは11月。学校が舞台の楽曲で、レンガ造りのキャンパスやダンスに適した場所が多くあったことなどから、静岡県立大学が選ばれたといいます。 「最後のサビのところで照明がきれいに明るく出て、紙吹雪がキラキラ舞うところが、本当に私の知っている大学なのかというぐらいきれいだった」(山田さん) ミュージックビデオでは、講堂や体育館、廊下など、学生たちが普段行き交う場所が多く使われています。 <学生> 「自分の大学で撮影されたことをすごく誇りに思った」 「何気なく通っている場所とかが結構切り取って抜かれていたので、驚いた」 今回、ロケ誘致の立役者となったのは静岡市広報課。静岡市で行われる映画やテレビなどのロケ撮影を支援していて、エキストラの確保や撮影交渉などを行っています。 <静岡市広報課 熊谷茜さん> 「東京で制作会社とのマッチングイベントにも参加をさせていただいて、静岡市のロケーションを多くの方に知っていただけているのではないかと思う」 実は、乃木坂46のミュージックビデオが静岡市内で撮影されるのは今回が2回目。2023年リリースされた楽曲は、静岡市役所などで撮影され、2年連続で静岡市が舞台に選ばれたのです。
2023年、ロケ地マップをつくったところ、予想以上の反響があったといいます。 「ライブの行き帰りに立ち寄っていただいたりとか、1日2日かけて泊まりながら旅行で来ましたという方もいたりいろいろな方がいらっしゃった」(熊谷さん) 静岡市は今後も、ロケの誘致を積極的に支援し、聖地巡礼による静岡市のファン獲得を目指します。
静岡放送