東大合格者語る「解き方でわかる」伸びる子の特徴 手動かす子、じっと考える子どちらが伸びる?
■書くことで理解度や定着度がわかる さらに、「書く」という行為は、自分の理解度や定着度を確認するのにも役立ちます。たとえば、本を読んだり、講義を聞いた後に、吸収した内容を書き出してみる。あるいは復習として、勉強した内容を何も見ずに書き出してみる。もし本当に理解や記憶ができていれば、すらすらと手が動くことでしょう。 反対になかなか手が動かないならば、まだ定着が不十分だといえます。何をどの程度覚えたり理解しているのかが一目瞭然で、ごまかしが利きません。そのため、「何となく覚えたつもり・わかったつもり」を防いで、復習すべきポイントがすぐに見分けられるのです。
このように、手を動かすか否かで、勉強の効率は大きく変わります。頭で考えるだけで済まそうとするのは、避けたほうがいいでしょう。勉強で結果を出したいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
青戸 一之 :東大卒講師・ドラゴン桜noteマガジン編集長