小泉今日子 能登半島地震の被災者の声紹介 復興進まぬ現状に「本当におかしいぐらい遅い」
女優の小泉今日子(58)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「サステバ」(土曜後7・30)の4日放送で、2024年元日の能登半島地震から1年経っても復旧が進まぬ被災地の現状に疑問と憤りを語った。 【写真あり】小泉今日子 珍しい洗髪方法シャンプーとして愛用してるのはなんと 番組では、昨年12月17日の石川県金沢市で行われた小泉のライブの際に収録した被災者のコメントを紹介。「国に見捨てないでほしい」「子供の学校のダメージが大きく使えなくなるが、違う学校に行くのに2時間かかる」「全壊、半壊、準半壊と勝手に決められる。その区分けはどうなんだろう」などの声を伝えた。 小泉は「もう1年が過ぎてるのに片道2時間の学校に通わせるってありえないでしょう?どういうことなんでしょうね」と話し、「能登に関しては本当におかしいぐらい遅いと思います」と復旧の遅れに憤りの声を上げた。 そして2011年の東日本大震災で当時の菅直人首相が福島の避難所を訪問した際、原発事故の影響で避難を余儀なくされた人々と対話したことに言及。「東北の時は当時の総理が結構足を運んでみんなの話を聞いて。私覚えてるんですけど、体育館で通り過ぎようとした時に被災者から“話も聞いてくれないのか”と声を掛けられた時に、当時の菅さんは戻ってお話を聞いていた。聞いてくれるだけでも少し心が癒されることがあると思う。然るべき人に聞いてもらいたいっていう」と話し、能登半島地震では「そういうことも全然できていないように見える」と政府の対応への疑問を口にした。 そして「能登の現状を知ってる方がいたらこの番組では紹介できると思うので、メールでもお手紙でもいただけたら」とリスナーにメッセージを送った。