競馬界随一の美形騎手 斎藤のリスタートに熱視線
競馬界随一の美形騎手がターフに帰ってくる。6月15日の函館6Rで馬場入り時に落馬し、右鎖骨を骨折した斎藤新騎手(23)=栗東・フリー。同30日の小倉でいったんは復帰するも患部が完治しきっておらず、再び戦列を離れた。その翌週には手術を受けたが、順調に回復。いよいよ今週から完全にカムバックする。 7月30日から調教騎乗を再開。「体は大丈夫です。手術が終わって次の日には痛み止めを飲まずとも痛みがありませんでした」と笑顔で経過を説明すると、「(1カ月前は)骨折にしては早く復帰してしまって、そのダメージがありました。調教も1カ月ぶりでしたが、何の違和感もなく乗れます」と万全をアピールした。 復帰ウイークは札幌で8鞍に騎乗。中でも注目は、土曜10Rに出走する父・斎藤誠師の管理馬アレクサだ。前走は勝ち馬と鼻差の2着と、現級突破は目前で「最近は体が追いついて、ジワッと脚を使えるようになった」と充実ぶりが光る。 土曜12Rのクォーツァイトも「ポテンシャルだけで言えばこのクラスでも十分勝ち負け」とVを意識する。年々存在感を増す23歳のリスタートに熱視線を送りたい。(デイリースポーツ・山本裕貴)