田中碧、ワトフォード戦でリーズを勝利に導く活躍! 指揮官と現地メディアが称賛「彼はジェームズ・ボンドだ」
リーズに所属する日本代表MF田中碧が、チャンピオンシップ(イングランド2部)第11節のワトフォード戦に先発出場し、チームを勝利に導く活躍を見せた。 【動画|試合ハイライト】田中碧が先発フル出場!リーズ vs ワトフォード 24/25シーズン チャンピオンシップ第11節 現在26歳の田中は、今年8月にデュッセルドルフ(ドイツ2部)から400万ユーロ(約6億6000万円)という移籍金でリーズに移籍した。その田中は前節のシェフィールド・ユナイテッド戦でプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に輝いており、ワトフォード戦でも先発出場した。 試合はリーズが2-1というスコアでワトフォードに勝利した。この試合結果により、リーズは現在チャンピオンシップ2位に立ち、首位サンダーランドと勝ち点で並ぶこととなった。 そして、この試合で先発フル出場した田中はゴールやアシストこそ記録しなかったものの、リーズを率いるダニエル・ファルケ監督や現地メディアなどから高く評価されている。ファルケ監督は、田中のパフォーマンスをこう評価した。 「今夜はすばらしかった。彼は世界を救った。今夜の彼はタイガー田中(映画007シリーズの登場人物)ではなく、ジェームズ・ボンドだった」 また、地元メディア『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は、この試合での田中を9点(10点満点)と採点し、こう称賛した。 「リーズの最高の選手だった。プレッシャーのなかでも冷静にプレーした。何度かピンチを救う場面もあり、タックルは巧みでパスも見事だった」 また、データサイト『Sofascore』も田中をワトフォード戦のPOTMに選出している。同データサイトによると、田中はパス成功率93パーセントを記録しており、これはチーム2位の記録だ。 また、ロングパスに成功した回数はチームトップの6回、地上戦に勝利した回数もチームトップの9回、タックルの回数もチームトップの6回となっている。 リーズは次節、U-23日本代表MF平河悠が所属するブリストル・シティと対戦する。
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