ドジャース・大谷翔平が今季MLB最速の「20-20」達成 1イニング2盗塁で2年連続3度目の大台到達
◆ 大谷翔平が「20-20」到達 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間7日のブリュワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。1イニング2盗塁を記録し、キャリア3度目の「20本塁打、20盗塁」に到達した。 ブリュワーズ先発は2015年にサイ・ヤング賞を獲得したベテラン左腕カイケル。初回の第1打席はフルカウントから外角高めのシンカーを引っ掛け二ゴロ。3回裏の第2打席は、同じくフルカウントから外角高めのシンカーを投じられるも、ここは完璧に捉えて中前安打。今季221塁打を記録し、球宴前までの塁打数として球団記録を更新した。 大谷は続くウィル・スミスへの3球目で盗塁に成功するも、球審が捕手の二塁送球に対する守備妨害を宣告。スミスはアウトとなり、大谷は一塁へ戻された。しかし、3番フレディ・フリーマンへの2球目で走り直して今季19個目の盗塁に成功。さらにフリーマンが四球で出塁すると、4番テオスカー・ヘルナンデスへの3球目でダブルスチールを決め、2年連続の20盗塁に到達。その後二死満塁の好機を迎えたが、ドジャースは無得点に終わった。 2点ビハインドの4回裏、二死一、二塁の好機で第3打席を迎えるも、フルカウントから真ん中付近のシンカーを打ち二ゴロ。この回も得点を挙げることはできなかった。 6回裏の第4打席は2番手右腕ジュニスに対し2球で追い込まれ、内角のシンカーで見逃し三振。9回裏の第5打席は4番手右腕メギルと対戦。球速160キロの迫るフォーシーム2球で追い込まれ、最後はワンバウンドのナックルカーブに空振り。2打席連続で三球三振を喫した。 この試合の大谷は5打数1安打、2三振、2盗塁という内容。今季MLB全選手の中で最速、自身2年連続3度目の「20-20」を達成。今季成績は打率.314、28本塁打、OPS1.036、20盗塁となっている。
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