『北朝鮮は地上の楽園』家族の救出訴え 脱北者らが追悼式:北朝鮮帰還事業65年【新潟】
在日朝鮮人らが北朝鮮に渡った「帰還事業」の開始から65年となりました。第1便が出港した新潟港では、現地で亡くなった人を追悼する式典が開かれました。 【動画】『北朝鮮は地上の楽園』家族の救出訴え 脱北者らが追悼式:北朝鮮帰還事業65年【新潟】 14日の式典には、脱北者ら約50人が参加しました。1959年に始まった帰還事業では『北朝鮮は地上の楽園』と宣伝され、25年間で約9万3000人の在日朝鮮人らが北朝鮮に渡りました。しかし、現地での生活は厳しく亡くなった人も多いとされ、川崎栄子さんは2003年に脱北して日本に戻りました。 ■脱北して日本に戻った 川崎栄子さん 「私はまだ死ぬわけにはいきません。まずは、私の家族がまだ14人北朝鮮に残っている。彼らを必ず自由の世界に取り戻さなければならない。」 関係者は、北朝鮮に残る家族の救出や人権問題の解決を訴えました。