海上で身元不明遺体 11月2日に新潟着のフェリーで下船が確認できなかった30代男性と特定される カギのかかった部屋に荷物が残されていた《新潟》
新潟海上保安部によりますと、11月15日に秋田県沖の日本海で漁船が身元不明の漂流遺体を発見しました。調査の結果、遺体は11月2日に北海道・小樽から新潟に到着した新日本海フェリー「あざれあ」で、下船が確認できなかった30代男性と特定されました。 このフェリーは小樽を11月1日の午後5時に出港し、2日午前9時15分に新潟に到着。乗客は242人で、下船の後、船内を確認中、カギがかかった部屋があり、職員が開けたところ荷物が残され、バルコニーの窓が開いていたということです。 11月15日に秋田県沖約13キロの海上で漁船が身元不明の漂流遺体を発見、服装やDNA鑑定の結果、あざれあで下船が確認できなかった乗客で北海道小樽市在住30代男性と特定されました。 新潟海上保安部では死因は溺死が考えられるとしています。