【阪神カップ】セリフォスはラストラン飾れず4着 ムーア「折り合いがつくまでに時間が…」
[GⅡ阪神カップ=2024年12月21日(土曜)3歳上、京都競馬場・芝外1400メートル] 2022年のマイルCS覇者セリフォス(牡5・中内田)は今回がラストラン。スタートを決めると、初コンビを組んだムーアがなだめながら後方3、4頭目の位置でじっくり脚をためる競馬を選択した。 迎えた直線では馬場の外めに持ち出すも、前が壁になって追い出されたのは残り300メートルを過ぎたあたりから。進路ができてからはよく脚を伸ばしたものの、勝ち馬には0秒2差届かず4着でフィニッシュ。引退レースを勝利で飾ることはできなかった。 ムーアは「内でキックバックが当たって、気合が入って折り合いがつくまでに時間がかかった。直線は外でスペースができるといい伸びを見せてくれた。勝った馬はスプリンターで瞬発力があった」と敗因を分析した。
東スポ競馬編集部