ヤクルト・奥川恭伸、5日の今季最終戦で復帰登板「いい形でシーズンを終われたら」来季につながる投球を
コンディション不良で戦列離脱していたヤクルトの奥川恭伸投手(23)が、今季最終戦となる5日の広島戦(マツダ)で復帰登板を果たす。 4日に東京・神宮外苑で調整した右腕は「最後、ギリギリ間に合った」と笑顔。中継ぎで登板する復帰戦に向けて「とにかく頑張って抑える。いま自分ができることをしっかりやっていきたい」と意気込んだ。 今季は度重なる負傷から6月24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で2年ぶりに復帰。6試合で3勝1敗、防御率3・00の成績を残していたが、8月12日に腰痛のため出場選手登録を抹消された。無念の離脱となった。その後は9月10日に行われたイースタン・リーグの西武戦(戸田)で実戦復帰し、以降は中6日で2試合に登板した。 「1軍に上がってその後、しっかり1年を通してが目標だった。それが達成できなかったのは悔しかった。最後1軍に上がったからには、いい形でシーズンを終われたらと思います」。完全復活を期す来季につなげる投球を目指す。
中日スポーツ