ポルトがバルサFWロッキの獲得へ動き出す可能性? エヴァニウソン売却の資金で再投資を画策か
去就が注目される19歳
ポルトガルの強豪ポルトがバルセロナに所属するFWヴィトール・ロッキ(19)の獲得を検討しているという。スペイン『MUNDODEPORTIVO』が報じている。 ロッキは今冬にバルセロナに加入したが、わずか半年で退団する可能性があり、今夏の去就が注目されている。昨シーズン、公式戦16試合に出場し2ゴールをマークしたが、プレイ時間は353分と少なく、今シーズンもハンジ・フリック新監督の構想外になっているとも報じられていた。 そんなロッキには様々なクラブが興味を示しているが、ポルトもそのうちの1つだ。7月に新会長のアンドレ・ビラス・ボアスはロッキに興味を持っていることをバルセロナに伝えていたという。さらにポルトはブラジル代表FWエヴァニウソンのボーンマスへの売却が近づいており、この移籍がロッキ獲得を後押しすると、同メディアは主張している。 ポルトはエヴァニウソンの売却で4700万ユーロ(約77億円)ほど手にする予定であり、この資金をロッキ獲得に充てる可能性があるという。バルセロナはロッキの移籍金として3000~3500万ユーロを希望していると考えられており、この資金を使えば、ポルトはバルセロナの要求額を満たすことが可能だ。 ロッキにはエヴァートンがオファーを出しているとも報じられており、今夏の去就が話題となっているが、どのような結末を迎えるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部