【写真：Getty Images】

　スペインの名門バルセロナは、ブンデスリーガ・ドルトムントに所属するFWカリム・アデイェミ獲得を検討しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は、バルセロナがドイツで活躍するアタッカーの獲得を検討している理由と移籍を実現するための具体的な方法について報じていた。　 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール！ 　ドルトムントに所属するFWアデイェミは、今季リーグ戦5試合に出場し2ゴール3アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）でも、2試合で3ゴールを奪う活躍を見せており、バルセロナだけではなく他のビッグクラブも注目している現在22歳の若手有望株だ。 　同メディアは、「アデイェミはスピードと圧倒的な能力が認められており、リバプールを含むヨーロッパのいくつかのクラブから注目を集めている」と同選手に注目するクラブを紹介した上で、「バルセロナは来季に向けた補強の模索を続けており、才能ある同選手に照準を合わせている。彼の獲得を確実にするために、交換取引の一環としてフェラン・トーレスを含めたオファーをするつもりだろう」と、クラブに所属するスペイン代表MFを含めたトレードも検討していると報じている。 　また、「ロベルト・レバンドフスキ、ラミン・ヤマルのような選手に加えて、クラブは攻撃面でより大きなダイナミズムと交代オプションを提供するアタッカーを探している。トーレスは、彼をこの作戦のピースとして位置づけているハンジ・フリック監督のもとで自分自身の地位を確立するのに苦労している状況だ。一方で、アデイェミはウイングでも前線でも輝ける。またバルセロナは、（トレード）提案がドルトムントにとって魅力的であることを確信しており、トーレスのような選手を獲得することによって彼らも恩恵を受ける可能性がある」と、トーレスをトレード移籍に含めることはドルトムントにとっても利益があることから、移籍が実現する可能性もあると指摘していた。