ハリス氏、米大統領選での敗北認める-トランプ氏に祝意伝えたと言明
(ブルームバーグ): ハリス米副大統領(民主)は6日、首都ワシントンにある母校のハワード大学で演説し、大統領選で共和党のトランプ氏に敗れたことを正式に認めた。
ハリス氏は自分の敗北を受け入れるよう支持者に呼び掛ける一方、選挙戦で自身が掲げた理想のために闘い続けるよう訴えた。トランプ氏と電話で話し、祝意を伝えたことも明らかにした。
ハリス氏は5日投開票の大統領選で敗北後、初めての公の発言で、「人々がたった今さまざまな感情を抱いていることを私も認識しているが、この選挙結果を受け入れなければならない」と語った。
さらに、「トランプ次期大統領と話し、大統領選での勝利に祝意を伝えた」とした上で、「トランプ氏と同氏のチームの政権移行を支援し、平和的な政権交代を進めることも伝えた」と述べた。
ハリス氏は「この選挙」の敗北は認めるが、「この選挙戦の原動力となった闘いでの敗北は認めない」とし、「われわれが決して諦めず闘い続ける限り、米国の約束の光はいつまでも輝き続ける」と論じた。
原題:Harris Concedes Election to Trump, Urges Fight for Ideals (1)(抜粋)
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Sophie Caronello