阪神・石黒佑弥、50万円増の800万円 茨木秀俊は現状維持の500万円
阪神は12日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉を行い、来季2年目の石黒佑弥投手(23)は50万円アップの800万円でサインした。 【表で見る】今オフのFA権行使が注目される主な選手 JR西日本からドラフト5位で入団し、ルーキーイヤーの今季はウエスタン40試合で防御率3・50。7月15日に1軍登録されると、21日の広島戦でプロ初登板を果たすなど3試合に登板した。秋季キャンプではウイニングショットとしてフォークを改良中で「決め球がない。フォークをうまく操りたい」と語った。来季3年目の茨木秀俊投手(20)は現状維持の年俸500万円でサインした。高卒2年目の今季はチーム最多の118イニング3分の2を投げ、7勝4敗、防御率3・64。「自信にもなりますし、1年間投げる体力はついたと思う」と手応えを口にした。1軍の春季キャンプにも参加したが1軍登板はなく、来季の1軍デビューが目標。秋季キャンプでは直球の質の向上に取り組んでおり「ゾーンで勝負するために強い球を投げることも大事ですし、やっぱり全てにおいてレベルアップしていかないと 上では活躍できない。もっとレベルアップして来年を迎えたい」と力を込めた。 来季2年目の椎葉剛投手(22)は50万円ダウンの950万円でサインした。四国IS・徳島からドラフト2位で入団し、今季は1軍の春季キャンプに参加したものの1軍登板はなかった。ウエスタンでは23試合に登板し防御率4・45だった。「思い通りにはいかなかったですが、ここで腐らないように」と巻き返しに向けて意気込んだ。体力強化を掲げ「2連投もしんどかったので、ブルペンでは意図的に3連投、4連投とできるようにしている」と語った。(金額は全て推定)