【第33回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭】司会・堀尾正明が語る魅力 YouTube配信でフォーマットの全国波及にも期待
「相当面白いパフォーマンスが見られると思いますよ」
テレビ埼玉(テレ玉)の正月恒例特番『第33回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』(1月1日19:00~ ※再放送:同12日19:00~)。年々磨きがかかる出場者のユニークなパフォーマンスと、お堅いイメージの政財界人とのギャップが大きな話題を集め、今や県を越えて“埼玉の奇祭”と愛される番組になった。 【写真】県職員のコーラス&ダンサーを従えて歌う埼玉県知事 マイナビニュースでは11月30日、大宮ソニックシティ 大ホールで行われた収録を取材。本番前にインタビューに応じた司会の堀尾正明(埼玉県出身)は、このフォーマットが全国に広がることへの期待を語る――。
■バックダンサーの採用面接も!? 2014年から司会を務める堀尾。「自治体の長とか議長がすごい衣装を着たり、会社の社員さんがバックダンサーをやったり、ものすごく力を入れてステージを一生懸命盛り上げようというところが見どころだと思います」と魅力を語り、「今回も台本を見ていると、相当面白いパフォーマンスが見られると思いますよ」と予告する。 特に本気度を感じるのは、エネルギー事業のサイサン。「歌謡祭に向けて3~4か月前から仕事そっちのけで訓練しているそうです。バックダンサーの採用面接があるらしいですから(笑)」と、真偽不明のウワサが出るほど熱いステージを毎年繰り広げている。 一方、政界人たちのステージは、「今やそれが投票行動にも影響してるとか(笑)。若い人たちにウケれば受かるかもしれないですからね」と冗談を交えながら、「普段はお硬い人たちが、柔らかいエンタテインメントの世界に入ることは必要なのかなという気がしますね」と、政治を身近に感じるツールとしての有効性も感じている。
■本気の扮装・桶川市長の不出場を惜しむ これまで美川憲一、水前寺清子、MISIA、美空ひばりと本気の扮装を披露し、“オノカツ”の愛称で親しまれてきた桶川市の小野克典市長が出場しないことに「ちょっと残念です」と惜しみながらも、「県知事が最後にはなわさんの『ニュー咲きほこれ埼玉』を歌うので、それはすごく楽しみですね」と大トリのパフォーマンスに期待。 そして前回から番組がYouTubeで配信されることを受け、「ぜひ、第2・第3の『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』を作ってほしいと思いますね」と、このフォーマットが全国に広がることにも期待を述べた。 2024年の放送は、能登半島地震の発生により、初めて元日の放送が見送られることに。「この前(11月26日)も震度5弱がありましたし、本当に何があるか分かりませんが、2025年は震災もなく、平和な年でありますようにという願いも込めて放送したいですね」と話した。