リビングで避けるべき、インテリアの6つの間違い
味気ない壁
部屋に自分らしさや居心地のよさを与えたいなら、デコレーションはどの壁にも必要。むき出しの壁や、大きさが合っていないアート作品がかかっている壁は、リビングルームを冷たく単調な印象にしてしまう可能性がある。アート作品、背が高いグリーンや吊るすタイプの鉢植え、鏡などを慎重に選んで飾ることで、壁にも自分らしさを加えてみよう。 壁のデコレーションにおいて注意すべきことは、装飾に使用するものと壁面の広さの比率。そして、飾ることによって視覚的な魅力が増していると感じられるかどうかということ。
カラーコーデの失敗
リビングルームに合った色を選ぶことと、取り入れた異なる色同士のバランスをとることは、どちらも重要。1色にそろえ過ぎることも、補色となる色同士を使わないことも、「何かが足りない」印象を与えてしまう。特にホワイトやブラックという陰影の強い色が広いスペースに使用されている部屋は、冷たい印象になりやすいという。 解決策は、暖色系と寒色系をどちらも使用すること。あまり多くの色を使いたくないという人は、装飾品や植物、アート作品を置くことで、部屋にいくつかの異なる色をさりげなく取り入れ、活気と趣を持たせることができる。
過度のミニマリズム
インテリアにおける最近のトレンドは、ミニマリズム。ただ、それは必ずしも、リビングルームを最も居心地のいい空間にするものではないそう。「その人らしさ」を感じさせない部屋は、無機質で冷たい印象を与える場合もある。 おすすめは、メッセージ性のある芸術作品や装飾が施されたクッション、パーソナルなアイテムなどをデコレーションとして置いたり、お気に入りのアイテムを“主役”に、それに合わせて植物や鏡などの装飾品を置いたりすること。そうすることで、住む人の「自分らしさ」と「温かさ」を加えることができる。 また、ラフなジュートのラグの上に滑らかな質感の木製のテーブルや柔らかなベルベットのクッションを置くなど、あえて「質感」が異なるものを組み合わせてみるのもおすすめ。