大谷翔平、今季44盗塁で史上初の「44‐44」到達!首位攻防最終戦で“勝利への執念”見せる!3回進塁打でチームの3得点演出
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月2日(日本時間3日)、敵地でのDバックス戦に先発出場。4回二死三塁の第3打席は四球で出塁すると二盗を成功させ、今季44盗塁。これで自身の持つメジャー記録を更新する史上初の「44‐44」に到達した。 【動画】史上初の「44‐44」到達!大谷翔平が今季44個目の盗塁を決めるシーン 相手先発は左腕のエデュアルド・ロドリゲスで、試合前まで防御率5.06、2勝0敗の成績。大谷は過去の対戦で打率.182、1本塁打だった。初回の第1打席は打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の強烈なライナーの右前打で出塁した。 3回無死二塁の第2打席は二ゴロとなったが、外角のスライダーに食らいつき二塁走者を進塁させると、ムーキー・ベッツの適時打でドジャースが先制。さらに一死一塁でフレディ・フリーマンが2ランを放って3‐0となった。前人未到の「50‐50」を期待される中でもチームの勝利が最優先であることを垣間見たシーンだった。 大谷が望む「ヒリヒリする9月」。8月は12本塁打・15盗塁とスピードとパワーで圧倒してきた大谷だが、44号を放った試合でもセーフティーバントの構えを見せるなど勝利への執念を見せた。今後はそんな姿がさらに増えるかもしれない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]