「13歳の貴重な姿」子役時代から活躍…北村匠海が出演した漫画実写化作品を振り返る
さまざまなドラマや映画に出演し、存在感を放つ俳優・北村匠海さん。近年、漫画実写化作品への出演も多く、高い再現度のみならず、体当たりの熱い演技が話題となっている。 ■【画像】当時13歳…! 北村匠海さんが生徒役で出演していたドラマ『鈴木先生』■ 近年では映画『東京リベンジャーズ』(原作:和久井健さん)シリーズや実写ドラマ『幽☆遊☆白書』(原作:冨樫義博さん)などで主演をつとめ、漫画のヒーローさながらの活躍を見せた。 来年放送予定の朝ドラ『あんぱん』では、今田美桜さんが演じるヒロインの夫で、漫画家・やなせたかしさんをモデルにした柳井嵩役に抜擢されたことも発表されており、今や日本を背負う若手俳優の一人として頭角を現している。 そこで今回は、北村さんがこれまで出演してきた漫画実写化作品たちを振り返っていこう。
■豪華すぎる生徒役たちが話題に!『鈴木先生』
2011年に放送された学園ドラマ『鈴木先生』は、武富健治さん原作の漫画を実写化した作品だ。主演に長谷川博己さんを迎え、生徒役にも豪華なキャストが起用されている。 長谷川さんが演じる鈴木先生の一癖あるキャラクターもあって、一筋縄ではいかないストーリーが繰り広げられた本作は、映画化も果たすほど人気となった。 そんな本作で、北村さんは生徒の一人である出水正を演じた。出水は優等生キャラとして登場し、クラスのマドンナでもある小川蘇美(演:土屋太鳳さん)に好意を抱く男子生徒の一人だ。そして、映画版では重要なキーパーソンでもある。 当時12歳だった北村さんだが、のちのインタビューで「『鈴木先生』で育った」と、この作品への出演が役者として大きな転機となったことを明かしている。また、共演者の土屋さんや松岡茉優さん、三浦透子さんといった第一線で活躍する俳優たちと「また共演したい」という気持ちで頑張ってきたと熱い想いを吐露したことも。 そして今年の4月放送のドラマ『アンチヒーロー』で、13年越しに再び長谷川さんと共演を果たした北村さん。『鈴木先生』では“生徒と教師”だった2人が、今度は弁護士事務所の“同僚”という関係で登場している。 当時『鈴木先生』を見ていたファンからは「胸熱すぎる!」と喜びの声もあがっていたが、再会の喜びはひとしおだったことだろう。