【全豪オープン】17歳の小田凱人がベスト4進出 初の制覇へ元世界ランク1位に快勝
◇テニス 全豪オープン第11日 車いすの部男子シングルス準々決勝 小田凱人2-0ステファン・ウデ(フランス)(日本時間24日、オーストラリア) 【画像】2024全豪オープン車いす男子1回戦を勝利した小田凱人選手(写真:AAP/アフロ) 2024年最初のグランドスラム、全豪オープンテニス車いすの部・男子シングルス準々決勝に、世界ランキング2位の17歳、小田凱人選手が登場。同ランキング9位の52歳、ステファン・ウデ選手を6-3、6-1のストレートで破り、2年連続2度目のベスト4進出を決めました。 昨年、グランドスラムのうち、全仏オープンとウィンブルドンを制覇した小田選手。全豪オープンは準優勝に終わり、悲願の初優勝に向け、今回が2度目の出場となりました。 対するウデ選手は、元世界ランキング1位でグランドスラム4度制覇の実績をもつ大ベテラン。小田選手は昨年の全米オープン1回戦でストレート負けを喫しており、待ちわびたリベンジの機会となりました。 試合は、互いにキープを続けて迎えた第1セットの第6ゲーム、小田選手がリターンエースを決めてブレークに成功します。さらに第9ゲームのセットポイントでは、鋭いフォアハンドで決めセットカウント6-3で先取します。第2セットも勢いそのままに第3、第5ゲームにブレークすると、そのまま6-1でセットを奪い、一度も相手にブレークを許すことなく勝利を収め、ベスト4進出を決めました。