侍ジャパン・髙橋宏斗は3回4安打1失点で降板 久々の実戦で制球に苦しむ
◆ 3イニング連続で先頭打者の出塁を許す 野球日本代表・侍ジャパンの髙橋宏斗投手(中日=22)が9日、チェコ代表との強化試合『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024』第1戦(バンテリンD)に先発登板。2四死球を与えるなど制球に苦しみ、3回4安打1失点の内容で降板した。 初回、1番のメンシクに中前打を許すも、2番・エスカラを一ゴロ併殺に仕留め二死。ピンチの芽を摘み波に乗るかと思われたが、今年9月に巨人と育成契約を結んだ3番・フルプに左翼フェンス直撃の二塁打を許すと、続く4番・チェルベンカに中前適時打を浴び先制された。さらに、5番・プロコップには死球を与えたが、続くムジークは三ゴロ。3安打を浴びる立ち上がりとなったが最少失点で凌いだ。 2回は先頭の7番・シンデルカに四球を与えるも、一死一塁で9番・クビサを三ゴロ併殺に仕留め結果3人斬り。3回は先頭のメンシクに右翼線突破の二塁打を許したが、先制打を浴びているチェルベンカを三振に仕留めるなど後続を封じた。 髙橋は3回50球、4安打1失点、2奪三振2四死球の内容で降板し、「本戦に向け、立ち上がりから良い投球ができるように調整していきたいです」とコメント。13日に初戦の豪州戦を控える本番の『第3回WBSCプレミア12』までに修正できるか注目だ。
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