栄光の陰で。世間を騒がせたアメリカ歴代大統領のドラ息子&ドラ娘たち
現地時間2024年11月5日(火)、2024年アメリカ合衆国大統領選挙がいよいよ行われる。米国の歴代大統領は国家の顔として知られているが、その子どもたちの中には、様々な問題行動や論争を引き起こした人物も少なくない。ここでは現アメリカ大統領ジョー・バイデンの息子ハンター・バイデンほか、過去に世間を騒がせた大統領の子どもたちを見てみよう。 【写真】風格アップ! メラニア・トランプのビューティ遍歴
第46代大統領ジョー・バイデン(2021年 – 現在)
現在のアメリカ合衆国大統領ジョー・バイデン。民主党に所属し、数十年にわたって上院議員を務めた彼はバラク・オバマ政権下で副大統領として活躍。2020年アメリカ合衆国大統領選挙で国のトップに選ばれた。 当初2期目についても出馬を表明していたが、高齢の衰えによる懸念が周囲や国民の間で騒がれ、7月に「新しい世代にバトンを渡す」として撤退を表明。 現地時間2024年11月5日に行われる2024年アメリカ合衆国大統領選挙では民主党候補で、現副大統領のカマラ・ハリスが、共和党候補の前アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプと対決する。
ハンター・バイデン
現職大統領の子どもとして初の有罪判決 バイデンが1966年8月に結婚した最初の妻ネイリア・ハンターとの間に授かった3人の子どものうち、唯一の生き残りである次男のハンター・バイデン。彼は現職大統領の子どもで有罪判決を受けた初めての人間となった。 前妻ネイリアと子どもたちは1972年12月にクリスマスの買い物に出かけていた時に交通事故に遭い、ネイリアと長女ナオミは死亡。長男ボーと次男ハンターは重傷を負いながらも生き延びたものの、ボーは2015年に脳腫瘍で死去した。ハンターはこの兄の死をきっかけに薬物に頼るようになり、依存に苦しむようになったと言われている。 2018年、連邦検察は銃を入手するための書類に、薬物使用について虚偽を書いた罪で彼を起訴。デラウェア州の陪審員たちは2024年6月11日、薬物中毒に関連した重罪3件でハンターに有罪の評決を下した。 このほか今年9月には2016~19年の間に計140万ドル(約2億円)の脱税があったという罪状でも有罪判決を受けている。 写真/バイデン大統領の次男ハンター・バイデン。米国商務省勤務やロビイストとしての活動後、現在は画家に転身。