クラブ史上初の欧州カップ戦制覇へ…アタランタ指揮官がレヴァークーゼン戦へ「彼らは最高のチーム。しかし我々は問題を作り出せる」
アタランタのジャンピエロ・ガスペリーニ監督は、ヨーロッパリーグ(EL)決勝に向けてコメントした。 近年躍進を続けるアタランタは今シーズンのELにおいて、グループステージを無敗の首位で通過。その後、準々決勝では強豪リヴァプールを相手に圧巻の戦いを見せて2戦合計3-1、準決勝ではマルセイユを2戦合計4-1で下してクラブ史上初の欧州カップ戦決勝進出を決めた。 そして、22日の決勝では今シーズン公式戦51試合を戦って無敗を維持するシャビ・アロンソ監督下のレヴァークーゼンと対戦する。 大一番を前にしたガスペリーニ監督は『UEFA.com』のインタビューで「(決勝進出は)良い気分だ。本当に良いシーズンを過ごせたことは最高の功績であり、とても満足している。私のキャリアの最高地点かって? 達成感や名誉に関して言えばもちろんだ」と話し、この一戦に向けて続けた。 「優勝カップを勝ち取ることは、必ずしも成功を判断するパラメーターになるとは思わない。全員それぞれに目標がある。アタランタのようにその目標を大きく超えたなら、(現時点でも)大いに満足すべきことだ。さらに優勝カップを加えることができれば、もちろんより満足できるものになる」 また、ブンデスリーガ無敗優勝の偉業を果たしたレヴァークーゼンについても、ガスペリーニ監督はコメントしている。 「チームと功績が彼ら自身のことを物語っている。今シーズンまだ負けていないんだ。とてつもないことを成し遂げているとてもタフなチームとの対戦になる。非常に逞しいチームだ。すさまじくコンパクトで、対応が難しいプレーをしてくる。彼ら相手にスペースを作り出すことは簡単ではない。攻撃面では彼らにはテクニックがあり、多くのスペースを作り出す」 「彼らは最高のチームであり、そうでなければあんな結果を手にすることはできない。しかし、我々にも特別なものがあると信じているし、彼らのチャンスを潰すだけの問題を作り出せると願っている」 「両チームともに似たようなスタイルだ。数年前に私がこのフォーメーションを始めたときは我々が唯一のチームだった。だから、そのことにはとても満足しているよ。当時の我々はとても異質なチームだった。今、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで多くのチームが同様のことをやっている。3人のディフェンダーと3人のストライカーは広く流行している」