移動式の期日前投票所 新見市選管が岡山県知事選で県内初導入へ 若者の投票率向上目指す
2024年10月に行われる岡山県知事選挙で、新見市選挙管理委員会は、車に投票箱と記載台を積んで市内の高校や大学を訪れる「移動式の期日前投票所」を導入します。若者の投票率向上を目指すもので、県内では初めての取り組みです。 【写真】移動式の期日前投票所(車内に設置した場合)
移動式の期日前投票所は、10月11日から26日の期日前投票の期間に新見高校、岡山県共生高校、健康の森学園、新見公立大学の4カ所を巡回します。 昼休みと放課後に1回ずつ駐車場で投票所を開設し、生徒・学生に投票してもらいます。地域住民も投票することができます。 きっかけは、2023年2月、主権者教育の一環で、新見高校の生徒が投票率の向上について市議会に陳情したことでした。市議会は趣旨採択し、移動式の期日前投票所の導入を市の選管に求めていました。 新見市では2022年7月の参院選の投票率は、18歳が37.05%、19歳が22.22%、20歳~24歳が31.31%で、全体の54.46%を大きく下回りました。
KSB瀬戸内海放送