藤ヶ谷太輔がマッチングアプリの写真について持論を展開「俺だったら(顔を)大きくしておく」
藤ヶ谷太輔が、9月28日に都内で開催された映画「傲慢と善良」公開記念舞台あいさつに、奈緒、萩原健太郎監督と共に登壇した。 【写真】秋らしさが感じられるワンピースで登場した奈緒 ■映画「傲慢と善良」 辻村深月による2023年最大のベストセラー小説を映画化した本作は、マッチングアプリから始まった2人が最後にたどり着く「一生に一度の選択」を描いた感動の恋愛ミステリー。 仕事も恋愛も順調に過ごしてきた架(藤ヶ谷)だったが、長年付き合った彼女に振られてしまい、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実(奈緒)と付き合い始めるが、1年たっても結婚まで踏み切れずにいた。 しかし、真実からストーカーの存在を告白された矢先、「架くん、助けて!」と恐怖に怯えた真実からの着信が。彼女を守らなければとようやく婚約した直後、真実が突然姿を消す。架は、両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ねながら真実の居場所を探すうちに、知りたくなかった彼女の過去とうそを知る、というストーリー。 ■藤ヶ谷太輔が公開初日にお忍びで劇場で鑑賞 登壇した藤ヶ谷は、公開を迎えた心境について「すごくうれしい気持ちでいっぱいですし、自分の宝物を皆さんのお渡しするような気持ちです」と述懐。 「待ち切れなかったなかったのもあって、(公開初日の)昨日の夜、見に行ったんですよ。いい映画でした(笑)。目立たないように端っこの席で見させていただいたので、(観客の)リアクションは全然分からなかったのですが、男性1人だったり、年配の女性2人組だったりと、幅広い方々が見に来てくださっていて、『本当に幅広く愛される映画になったらいいな』と改めて強く思いました」と明かした。 また、映画の内容にちなんで「身近な人の意外な一面」を聞かれ、「『意外な一面』とはちょっと違うんですけど、架の友人・美奈子役の桜庭ななみさんと、撮影終わってから偶然(東京・青山の)骨董通りで会いました。なんかすごくうれしくて! 本当に偶然で、なんか『架!』って言われそうな気持ちでした」と秘話を披露して、観客を驚かせた。 ■劇中のシーンを「傲慢」か「善良」か判定 ほか、劇中のシーンを取り上げ“傲慢”か“善良”かを語り合う企画も。「マッチングアプリの登録写真を加工するのは“傲慢”か“善良”か」では、藤ヶ谷が持論を展開。 藤ヶ谷は「(加工して)顔キューっと(小顔に)なっていて、実際会ったら(顔が大きくて)ドンッてなってるわけでしょ? 逆の方が良くない? (写真では)ちょっと(顔を)大きくしておいて、実際会ったら『あ、小顔!』の方が良くないですか? 俺だったらちょっと(顔を)大きくしておくわ」と熱く語り、劇場を沸かせた。 ◆取材・文=原田健