王座決定戦の栗秋祥梧「意外と簡単な試合になる」とさらり。チュームーシーフーは王座奪取後の他団体の王者との対戦をアピール【KNOCK OUT】
「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。 メインイベントで行われる「KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦」で王座を争うチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)はともに57.45kgで規定体重をクリアした。 チュームーシーフーは「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で元山祐希にKO勝ちを収めた後のリング上のマイクでタイトル戦をアピール。ここでリングサイドで試合を見ていた栗秋がリングに上がり名乗りを上げた。これを受け、一夜明け会見で両者が王座をかけて対戦することが発表された。 計量後の会見で栗秋は「明日はメインイベントでタイトル戦ということだが、あくまで通過点。ここはしっかり勝って次につなげたい」と淡々。 対するチュームーシーフーは日本語で「皆さん、こんにちは。私はチュームーシーフーです。今回はタイトルマッチのチャンスをいただきありがとうございます。私はKNOCK OUTの王者になります」などと挨拶。
ベルトへの思いを問われた際には栗秋が「ベルトへの思いとかは昔からないが、勝てば自ずとベルトとお金がついてくるのかなと思う」とローテンションで語るのに対しチュームーシーフーは「ベルトに対してはいくつかの思いがある。まず一つ目は10月1日は中国の建国記念日。そして75周年を迎えた。KNOCK OUTのベルトを祖国に持ち帰りたいという強い思いがある。2つ目は私はイ族として初めてKNOCK OUTにチャレンジし、今回勝てば中国、そしてイ族のファイターとして初めてベルトを戴冠できる。それを持ち帰りみんなに見せてあげたい。そして3つ目は所属する郭強ファイトクラブが設立6年目を迎えるが後輩たちのよき目標として、頑張れば自分のように海外でも活躍できるという姿を見せてあげたい。そういう思いを込めてタイトル戦に臨みたい」と熱い思いを口にした。 好対照の2人ではあったが栗秋は「イメージは結構できている。当たれば倒れる。意外と簡単な試合になるんじゃないかと思っている。自分が一発で仕留める」と言えば、チュームーシーフーも「今回の試合のためにいろいろな武器を用意してきた。その武器が炸裂すれば必ず相手を倒すことができる。栗秋選手が言ったように我々の試合は早い段階でKO決着すると思う」と言うように、早い段階でのKO決着という点では一致した。
【関連記事】
- 王座決定戦の栗秋祥梧「意外と簡単な試合になる」とさらり。チュームーシーフーは王座奪取後の他団体の王者との対戦をアピール【KNOCK OUT】
- プレリミ出場選手が計量に現れず。2階級王者の久井大夢がまさかの代打出場を希望【KNOCK OUT】
- 対戦相手が2.5kgオーバーでぱんちゃん璃奈「やりたいが限度がある。2kg以上オーバーはおかしい」【KNOCK OUT】
- “龍聖から初ダウンを奪った男”チュームーシーフーと栗秋祥梧が10月大会で王座決定戦。栗秋「僕は龍聖とは違う」【KNOCK OUT】
- 宿泊施設も完備したトレーニング施設 KNOCK OUT版「虎の穴」を福島県に開設。山口代表「本当になにもない。練習に集中できる場所」【KNOCK OUT】