中国「いわれなき中傷」と反発 日本外務省サイバー攻撃巡り
【北京共同】中国外務省は5日、日本外務省のシステムが中国からサイバー攻撃を受け、情報漏えいが起きたと日本政府関係者が明らかにしたことについて「確実な証拠もない状況下で、中国側をいわれなく中傷することに反対する」として反発した。 中国外務省が公式サイトで、5日の汪文斌副報道局長の「記者会見録」として発言を掲載した。しかし実際には、汪氏は記者会見ではサイバー攻撃に関する質問に対して「承知していない」とだけ答えていた。発言を追加して、日本側を批判する意思を示す思惑があるとみられる。