小型低速電動車利用を 富山東部、新庄で社会実験
富山市は3日、新庄、東部地区で小型の低速電動車「グリーンスローモビリティ」を運行させる社会実験を始めた。買い物や通院など日常生活の移動手段として利用を促し、地域のニーズを調べる。 車両は定員6人で、公民館やスーパー、ドラッグストア、富山県立中央病院などを結ぶ。週4日、午前に3往復し、乗車料金は無料。運行期間は7月31日までとなる。富山市の経堂公民館前で出発式が行われ、関係者が住民の足としての活用に期待した。 グリーンスローモビリティは時速20キロ未満で公道を走行できる。社会実験は富山市内で7カ所目となる。