ザウバーF1、4戦で3度目の積極アップデートで日本GPへ「以前よりポイント獲得に近い位置にいる」
キック・ザウバーは、F1第3戦オーストラリアGPでバルテリ・ボッタスが好パフォーマンスを見せたが、ピットストップ作業の遅れが響き、13位に終わった。 【ギャラリー】新旧F1マシンも一挙集結! F1 Tokyo Festival 今週末の日本GPでは、今季3度目のアップデートを投入し、厳しい中団争いの中で優位に立とうとしている。 「もちろん、このチャンピオンシップが非常に拮抗したものになることは分かっているし、最終戦まで本当に厳しい戦いになるだろう」 チームのアレッサンドロ・アルンニ・ブラビ代表は、そうmotorsport.comに語った。 「3レースを終えて、もしポイント争いをするペースがなかったらもっと心配していただろう。しかし我々にそれができるだけのペースがあることは分かっている。オーストラリアではそれが確認できた」 「ピットストップの問題が解決すれば……できるだけ早く解決したいが……ポイントを獲得する他のチャンスもあるだろう。それが我々のクルマが今示しているレベルであり、すべてのレースでポイント争いに加わることができるということなんだ」 「これはレースから得られるポジティブな結果だ。(オーストラリアでは)新しいフロントウイングを装着して、予選も決勝もバランスが良くなった」 「日本では、今季3度目となるアップデートが行なわれる。今はできるだけ早く問題を解決することが最優先だ」 ボッタスは結果には繋がらなかったものの、オーストラリアGPでは競争力が上がった実感を感じたようだ。 「チャンスを逃さないことがとても重要だ。でもペース的には、以前よりもアストンに近づいているように見える」 「僕たちは日本に向けてアップデートした。最初の2戦と比べて、明らかにフィーリングが良くなっているし、日本でアップデートがうまく機能することを願っている」 「まだ長いシーズンが残っている。でも今はピットストップが一番重要だ。ピットストップがうまくいかないと、マシンに何が追加されても意味がないからね」 オーストラリアGPに投入された新フロントウイングは、鈴鹿での新しいアップデートでさらに強化されるのかと尋ねられ、ボッタスは次のように答えた。 「あれはかなり独立したアップデートだったから、小さなステップだった。でも日本ではもっと大きなステップを踏めることを願っている」
Adam Cooper
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