岸田派議員らが大平元首相の命日に墓参り 古賀誠氏「次の選挙は厳しいが勝ち抜いて」
自民党岸田派(宏池会)で名誉会長を務めた古賀誠元幹事長と同派の国会議員9人は12日、宏池会会長を務めた大平正芳元首相の命日に合わせ、東京都府中市にある多磨霊園で墓参りをした。 【写真】昭和53年年12月8日、初閣議に臨む大平正芳首相ら閣僚 古賀氏は昭和55年に初当選した衆院選の際、大平氏から送られた「苦痛なくして勝利なし、苦患なくして栄光なし」という檄文(げきぶん)を紹介。参列した若手議員らに向けて「次の選挙は厳しい、苦しい選挙になるのは間違いない。大平先生の思いを乗り越えて次の選挙で勝ち抜いてほしい」と激励した。大平氏は選挙中の同年6月12日に急死した。 命日に合わせた宏池会関係者の墓参りは毎年の恒例行事で、1月の派閥解散決定後では初めて。