【陸上】世界陸連がバーレーン陸連に是正措置 複数のドーピング違反受け、国際大会への出場人数などを制限へ
世界陸連(WA)評議会は8月22日、バーレーン陸連のドーピング違反に対する是正措置の勧告をアスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)からを受理したことを発表した。 世界陸連独立機関がナイトンのドーピング違反疑いを上訴 パリ五輪男子200m4位 バーレーンは21年東京五輪で2選手が血液ドーピングの重大な違反があったこと、また19年から22年にかけてナショナルチームのコーチを務めた人物がドーピングに関する規則違反で追放されていたことが発覚してる。これを受けてAIUによる調査が行われており、今回の勧告が行われた。 同連盟はアンチ・ドーピングルールの違反があったとして是正措置が行われる。パリ五輪、東京世界選手権への参加は最大10選手とし、24年6月1日から12カ月間WAのシリーズ大会に参加しないものとする。また、27年まで外国人選手の受け入れを行わない。その他自国選手の育成に関する機関を設立するなどの措置が課される。 バーレーンでは女子400mのドーハ世界選手権金メダリストE.ナセルが21年に2年間の資格停止処分を受けていたが、居場所情報関連義務違反によるものだった。ナセルは先日のパリ五輪では銀メダルを獲得している。
月陸編集部