「喝を入れられた気持ち」ヤングGPで中野慎詞、太田海也ら相手に大敗喫した23歳が再び立ち上がる/立川競輪G3
立川競輪場の「開設73周年記念・鳳凰賞典レース(G3)」が4日に幕を開ける。一次予選5Rを走る後藤大輝(23歳・福岡=121期)に話を聞いた。 先月、静岡競輪場で行われたヤンググランプリ2024に出場した後藤。しかし、パワーヒッターたちを相手に苦戦を強いられ大敗を喫し、力の差を痛感したという。その経験を糧として2025年は新たな気持ちで挑む。 「(ヤンググランプリは)喝を入れられた気持ちでした。今の自分の力や足りないところとか何もかもが分かったし、いい経験になりました」 とくに太田海也と中野慎詞と戦ったことは、今後の後藤にとって大きな経験となった。「やっぱり同じ開催ってだけじゃわからないですね。実際に対決しないと。GIの上位を戦う2人と走って、すごい存在なのだと改めて知りました。2人に追いつくところがまずは目標になります」 今の脚力では及ばないことは本人が一番、実感している。その差を埋めていくうちに相手もさらにレベルアップしていく。だが、後藤はまだ23歳と若く、伸びしろはたっぷりある。焦らず地道に先を行く2人との差を埋めていく。(netkeirin特派員)
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