ママ友が家のリフォームで「100~200万円」の「補助金」をもらったらしく、正直羨ましいです…。「リフォーム補助金」って一体何ですか?
家族構成やライフスタイルの変化、住宅の経年劣化に応じてリフォームを考えている方もいるでしょう。 住宅リフォームを支援する補助金制度はいくつかあり、活用すればリフォーム費用を減らせる可能性があります。 今回は、リフォーム補助金の具体的な事例や、申請する際のポイントなどを解説します。住宅リフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。 ▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
リフォーム補助金とは
リフォーム補助金は、住宅の改修や修繕にかかる費用の一部を国や自治体が負担してくれる支援制度です。大きく分けると、国によるものと地方自治体によるものの2種類があります。 補助金の対象となるリフォームのプランや支給額、申請基準などは制度によって異なるため、ご自身に合った最適な補助金を見つけるためにも、国や自治体のホームページを参照したり、リフォーム会社に問い合わせたりすることをおすすめします。
リフォーム補助金の事例
現在、国や自治体が実施するさまざまなリフォーム補助金が利用可能です。今回は、2024年現在に利用できるリフォーム補助金を2つ紹介します。 ■先進的窓リノベ2024事業 先進的窓リノベ2024事業は、高断熱性能の窓やドアに交換する費用を補助してくれる制度です。国土交通省、経済産業省、環境省が連携して進める「住宅省エネ2024キャンペーン」の一環として設けられました。 省エネ性能の高い窓やドアへの改修を促すことで、住宅の省エネ化を図ることを目的としています。 補助額は、建物の種類、窓の性能、大きさなどによって異なり、1戸当たり5万円から最大200万円の補助金が得られるようです。なお、実施期間は予算が上限に達するまでなので、申請は早めに行うことをおすすめします。 ■子育てエコホーム支援事業 子育てエコホーム支援事業は、おもにエネルギー価格などの物価高騰による影響を受けやすい子育て世帯や、若者夫婦世帯を対象とした補助金制度です。対象となる世帯が省エネ投資を行いやすくすることによって、カーボンニュートラルの実現を目的としています。 対象となるリフォーム内容は、外壁や屋根、天井または床の断熱改修などがあげられます。補助上限額は、1戸につき20万円とされていますが、場合によっては引き上げられることもあるようです。