日亜化学に米アカデミー科技賞 レーザー技術開発の5人
日亜化学工業(徳島県阿南市)の技術者5人が、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから、科学技術賞を贈られることが決まった。色鮮やかで美しい映像を可能にしたプロジェクターのレーザー技術が、映画業界の発展に貢献したと評価された。 この技術は青色と緑色のレーザーダイオードを光源にして実現。以前は水銀ランプが使われていたが、2015年頃から国内の映画館に導入され、世界的に広まった。日亜化学は12年からカナダの映像機器メーカーと共同開発したという。