【ハイライト動画あり】昨季女王・NECレッドロケッツ川崎は連敗、デンソーエアリービーズは全勝対決を制し開幕8連勝。SVリーグ女子 第4節の結果
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」女子は、11月になり第4節に突入。2チームのみだった全勝チームがここで対戦したことで、第4節を終えた時点で、全勝キープは1チームのみとなり、それを5勝1敗の3チームが追う状況となった。 【ハイライト動画】NECレッドロケッツ川崎 vs. SAGA久光スプリングス|女子 第4節(11月3日)
まずはデンソーエアリービーズが、ホームに大阪マーヴェラスを迎えた注目の全勝対決から。
ここまで無類の攻撃力で、リーグ唯一の開幕6連勝を飾ったデンソーは、GAME1の第1セット序盤から、得点源のモンチベレル ロザマリアらのアタックでリード。ゲームを優位に進めると、このセットを25-13で先取し、試合の主導権を握る。
一方、なかなか自分たちのペースに持ち込めない大阪MVは、第2セットも序盤から相手の攻撃に圧倒される形で、リードを許す苦しい展開に。デンソーは25-16で第2セットも奪取すると、第3セットこそ田中瑞稀が要所でポイントを挙げた大阪MVに譲るも、セット終盤に連続ポイントを挙げた第4セットは25-20で競り勝ち、セットカウント3-1で頂上決戦を制して唯一の全勝チームとなった。
翌日行われたGAME2では、大阪MVが序盤から攻守の要となったリセ ファンヘッケを中心に得点を重ね、第1セットを25-16で先取する。第2セットはアウトサイドヒッターのコネオ カルドナ アマンダ ダニエラが躍動したデンソーが25-16で奪取し応戦。
デンソーは続く第3セットも、終盤の逆転で25-22として奪い取り、開幕8連勝に王手をかける。これに対し、昨季のレギュラーラウンド全勝チームとして簡単に引き下がれない大阪MVは、コートに白熱の攻防が展開された第4セットを25-23でものにし、セットカウントを2-2のイーブンに戻す。
しかし、最後はホームの地の利が物を言う形となり、セット中盤にかけての逆転劇を見せたデンソーが最終セットを15-13で奪って熱戦に終止符を打った。デンソーは開幕8連勝で首位をキープ。手痛い連敗を喫したマーヴェラスは4勝2敗の5位に後退した。